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ブログとインスタグラムの役割そしてホームページ制作へ [フルオーダーの情報]

最近お客様からDOGHOUSEのブログが見にくいというお話を頂きました

具体的に伺うと見たい画像を探しにくく
オーダーの仕方も良くわからないとのことです。

実に痛いところを突かれてしまいましたので、早速改善の計画を立てていきたいと思います。

まず改善にあたって
それぞれの役割をご説明したいと思います

【インスタグラム】
①最新の情報やお客様の着用画像をメインにアップいたします。
 説明は最小限にし雰囲気的な画像をメインにいたします。

【ブログ】
①同じように製品やオーダーしたお客様の着用画像をアップしますが
 より詳しく製作のプロセスや素材の説明お客様とのストーリ-など
 より掘り下げて内容を書きたいと思います。

なのでインスタグラムで興味を持たれた方は
ブログに移りより詳しく見て頂くと楽しいかもしれません

他にも注文方法や フルオーダーの製作プロセス等も紹介したいと思います。

インスタグラムで興味を持ち製品の詳細を深く知りたい方や
同じスタイルの履歴を見たいと思った時にはブログを見た際に

より分かり易くするために
今後はカテゴリーをスタイルの画像別にいたします。

今まではDOGHOUSEレザージャケットくらいの大雑把な分け方でしたが
今後はスタイルや製品別に分けたいと思います。

例えば、インスタグラムでテーラードジャケットを見て興味を持たれた方は
ブログを見て頂き
レザーテーラードジャケしたットのカテゴリーを見て頂くと
DOGHOUSEが製作したの過去のテーラードジャケットの詳細な履歴が見れるという事です。

これから興味を持たれた方が今までのカテゴリー分けだと
知りたい情報すら見つける事すらできないので
(すいません黒田が垂れ流しの様にアップしていましたので)


【ホームページ】

①DOGHOUSEのブランドコンセプトの紹介や世界観を表現する場として利用する予定です。
②DOGHOUSE定番製品の販売
(勿論フルオーダー等は今まで通りお客様と直接コミュニケーションの方が良いかと思いますが)

ホームページについては今まで何度かトライしましたが黒田には不向きなようで
業者に頼んで製作して頂いたりしたりしましたが
頓挫してしまっていました 
そもそも
黒田がお客様と触れ合える店頭販売が好きでDOGHOUSEをスタートしたので
SNSやネット販売という物に全く興味が無く 信用すらしてなかったからなのですが
正直ホームページを必要としなかったからです。

では何故今更に気にし始めたかというと
振り返ってみると渋谷という町で数十年お店を運営してきました
それなりに色々なことがあったので記録として残したいという気持ちが出てきたからです
あと
お客様より説明不要なDOGHOUSE定番製品等は携帯などから気軽に購入をしたい
との地方のお客様からもリクエストがあったりしたからなのです。

というわけで黒田も重い腰を上げてホームページ作りをスタート致します。(笑)

DOGHOUSEの今後の動きについて希望や提案などがありましたら
お気軽にアドバイス頂けますと非常にありがたいので忌憚のないご意見をお待ちしています。

【 DOGHOUSE 】
住所        渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX   03-5468-9354
メール       doghouse@qf7.so-net.ne.jp
最近facebookとインスタグラムも始めましたので興味のある方は見に来てくださいね!




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裏地について [フルオーダーの情報]

最近寒くなってきたので、レザージャケットが恋しくなって来ましたね!
何人かのお客様との会話からレザージャケット裏地の話が出たのでお話ししたいと思います。
DOGHOUSEでは化繊、ウール、コットン、キルティング等々お客様のリクエストにお応えして
採用してきました。
昔はシルクやキュプラ等の高級天然素材も使用したりしましたが
強度の弱さや革との相性の悪さから
最近はポリエステルなどの化繊が選ばれることが多いです
特に革に合わせた場合は強度に加え滑りの良さとしなやかさから化繊が選ばれることが多いです。

しかし、今回は素材のお話はこのくらいにしてカラーのお話しをしたいと思います。
最近一人のお客様から黒の裏地にしてくれとリクエストがありました
よく考えるとDOGHOUSEの営業は20年以上30年に近ずこうとしていますが
今まで一度も黒の裏地を使用したことが無いのに気が付きました。

フルオーダーというと皆さんかなり拘りがありレザーは渋めの革色をお選びになっても
内側はカラフルなカラーで遊ぶというケースが多いです。

カラフルな裏地を選ぶお客さん曰く地味渋と言ってましたが、
言い換えれば粋な江戸の着こなしといった感じですね!

そんななか、
黒を選ばれたお客さんはかなり拘って考えたのだろうと思います。
黒田的には黒色を使用すると黒は強く、どうしても黒い色が他の色を消してしまうので
黒の裏地をコーディネートするのは黒田にとって難しいのでイメージできませんが(笑)
メリットもあります。まず汚れが目立ちませんし個性を抑えた感じを演出できるでしょう
そしてコーディネートが上手く似合う方にはとてもBLACKはカッコよく見えます。
DOGHOUSEのお客さんが選んだレザージャケットはどんな仕上がりになるか楽しみです。

黒田がDOGHOUSEの既製品で何故黒を選ばないかというと
黒という色は簡単そうに見えて実に使いにくい色だからです。
黒い革にしても黒い生地にしても同じ色はなくコーディネートしにくいからです。
そして生地によって光沢がギラついて見えたり逆に擦れてグレーに見えたり
光の反射の影響を受けやすいからです。
DOGHOUSE既製品では革とのバランスを考えて製作してしまうので
思惑と異なった製品が出来ることに我慢できませんし冒険も出来ません

ただ、フルオーダーではお客様のリクエスト次第で何でもありなんで
どんな出来上がりになるか楽しみにしたいと思います。

さて今まで製作したレザージャケット革と裏地のコーディネートを見てみましょう
下でご紹介したレザージャケットのお客様方は
地味渋派 嗜好の人たちですね!(笑)
黒田的にもちょっと見える裏地には色気を求めるタイプなんで
特に赤茶にブルー系のテーラードの方や
グレー革にオレンジの玉虫を合わせてる方のセンスの良さには脱帽です!

これからオーダーされる方は是非下の写真を参考にしてくださいね
レザージャケットは革とスタイルだけではありませんよ。
全てのパーツのバランスが重要なのでご検討くださいませ。

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【 DOGHOUSE 】
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TEL&FAX   03-5468-9354
メール       doghouse@qf7.so-net.ne.jp
facebookとインスタグラムも始めましたので興味のある方は見に来てくださいね!

最近インスタグラムへの投稿の方が多いので早い情報をご希望の場合は
インスタグラムをご覧ください。

ブログメインで情報を期待していたお客様にはご迷惑お掛けしてすいません
頑張って投稿頻度を上げたいと思います。
よろしくお願いします。
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フルオーダーレザージャケットを作る前に。 [フルオーダーの情報]

コロナ自粛が続き どうにも落ち着かないですね

DOGHOUSEではありがたいことに
今も多くの方からフルオーダーの依頼をお受け出来ております。

フルオーダーされたお客様からのご意見で
「レザージャケットの完成をイメージをすることが難しい。」と言われる方が
いらっしゃいましたのでご案内いたします。

勿論、DOGHOUSEではお客様にイメージして頂く為にお客様の希望を反映した
トアルというスレキで製作した仮のジャケットを着て頂き
パタンナーが直接お客様の希望に合わせトアル修整を行うのですが
トアルだけではまだ完成形がイメージしにくいと感じられる方もいらっしゃいます。

そんなお客様には一度デニムやダック地、モールスキン等の布帛生地を使用して
完成品を作ってみることをお勧めしてます。

勿論プラスアルファの時間と予算が発生してしまうのですが
具体的に完成品となることで
レザージャケット製作時に間違いの無い製品を完成させることにも繋がります。

下のデニムジャケットは同様のプロセスで進行し
最近お納めしたお客様の紹介となります。

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フロントをファスナータイプにするか、ボタンタイプにするかという点でお悩みだったので
レザージャケット製作の前に まずはデニムで製作することになりました。
デニムジャケットではボタン仕様で製作いたしました。

お客様もDOGHOUSEデニムを使用したジャケットが欲しいという事だったので
サンプルとして製作するのにはとても良い条件でした

このジャケットを製作したおかげで
お客様もより具体的にデザインをイメージすることができ
レザージャケットではファスナー仕様での製作が決定し
追加の修正として
襟の形とポケットについても大きく変更することになりました
生地を使用した完成品を見る事により新たなデザインイメージも広がり
新しいディテールをプラスしたパターンを製作することが出来ました

布帛の完成品を製作することでデザインの見直しも出来て
レザージャケットの完成度を上げることが出来た良い例ですね!
お時間に余裕のある方には生地で完成品を製作する事をオススメします。


こちらの製品は只今レザージャケットの製作に入っておりますので
どの様に変化したかは 完成後こちらでも ご報告いたしますね!
デニムとはシルエットのみ同じで、全く異なるデザインのジャケットになりました。(笑)

フルオーダーレザージャケット製作時のサンプルとして布帛製品を作られる際は
製作に掛かった費用の実費だけのご請求とさせて頂いてますので 
その点でもオススメできる点かと思います。

注意点として
(既にマイパターンをお持ちのお客様が、ご希望の布帛で製作依頼の場合は
DOGHOUSEの利益も入れさせて頂きますので割高になりますのでご注意ください。)


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【 DOGHOUSE 】
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コロナで自粛中のフルオーダー注文方法 [フルオーダーの情報]

コロナ影響の自粛ムードで 
精神的にもかなりまいっている方も多いと思いますが
そんな中でもありがたいことに
DOGHOUSEではフルオーダーのご注文を頂いております
皆さん「コロナだから無駄使いしないように一番欲しい物を買っとこう」とか
「コロナで鬱な気持ちをポジティブに気合を入れる為に」等、
色々と理由は伺っていますが、こんな時期だからこそ元気になりますね!
皆様ありがとうございます

ただフルオーダーをするにあたって来店してのオーダーが出来るか分からずに
不安を感じている方の声も伺いますので一例を挙げてご説明したいと思います。
DOGHOUSEはご来店頂かない場合のオーダーもお受けしていますのでご安心ください。

そして、基本的にDOGHOUSEでは採寸を致しません
何度もこのブログの中ではお話ししていると思いますが
全身何十か所測ろうともよいレザージャケットは出来ません 
採寸は、ちゃんとしたレザージャケットを作る為には全く意味がないからです。

例えば胸囲が100cmある人がいたとします。
仮に体を輪切りにしたとイメージして頂くと同じ胸囲100cmだとしても
大胸筋が発達して胸が前に張っている人もいれば、広背筋が発達して体の幅が広い方もいるからです
当然、同じ胸囲100cmだとしても全く着心地は変わってしまいます。
その上ジャストサイズの観念も人によって変わります。
着なければ分からないことの方が多いのです。

お客様が希望するレザージャケットの完成イメージを共有する為にも
まずは、お客様の希望を反映したトアルという綿のジャケットを製作し試着して頂きます。

下の画像がトアルです。
このジャケットを着て頂きデザインの再確認、サイズや着心地の再確認をしていただくわけです
その際に僅かな寸法の修正やデザインの再検討をして頂くのです。
時には、この段階で大きくデザインが変更になるケースも多いです。

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トアルチェック終了後トアルチェックで修正した場所を反映させ
製作し直したパターンを使用してレザージャケットでの製作になるのです。

しかし、コロナ自粛の為ご来店してのトアルチェックが出来ない方も多くなっています。
今までもご来店出来ないお客様の場合は
このトアルを直接お客様のご自宅ににお送りする方法もとらせて頂いております。
そうすることによりお会い出来ないお客様にも
ただ採寸を図るだけのオーダーとは異なりサイズの正確度も増してくるのです。

それでもまだご不安のある方はレザージャケット製作の本番前に
本番パターンを使用しウールやデニム等の革以外の素材で製品として製作するケースも御座います。
これは別途費用が発生してしまうのですが
実際この布帛品での製作は重要であり有効な方法です 
お客様からの満足度も非常に高い評価を頂いております。
この製作により実用として着用することにより
微妙なサイズの修正やデザインそのものの変更等される方が非常に多く
レザージャケットの完成度も高くなっているようです。

今まではなかなかご来店出来ない遠方のお客様からのご依頼は特に多かったのですが
コロナの影響で都内の方でも革製作の前に異素材での製作を依頼される方が増えました

例として下の画像は
ハリスツイードとモールスキンのコンビで製作した後に
レザージャケットで製作された方の製品です。

こちらの製品では
胸ポケット無しで袖口はベルトのボタン止めにしていますが

本番のレザージャケット製作の時には
袖にはファスナーが付きハンドウォーマーポケットにもファスナーが付き
着丈袖丈も僅かに短く調整をしています。

トアルだけでは分からない点が、実際に日常着ることにより
新たなデザインの不自由さや着心地の違和感等が発見され
完成した製品にしたからこそ分かる発見が多い点も事実です。


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DOGHOUSEではあらゆる方法でお客様のご希望を具現化することに挑戦しております。
本気で一生物のレザージャケットを製作したいと思われる方はお問い合わせください
ご納得いくまでお付き合い致します。

ちなみに確認目的の製作ではなく お客様が既にお持ちの
レザージャケットのパターンを使用しての異素材での製作もお受けしております。
しかし生産過程の確認用としての意味合いでは無くなってしまうので
後日注文ですと別のカスタムオーダーとなり
若干割高になってしまうことをご理解下さい。

なので、レザージャケット製作途中に布帛品として製作することを推奨する方は
レザージャケットの完成度を上げたい方、遠方の方 そして
同じデザインの布帛ジャケットを欲しい方にはオススメのサービスです!


【 DOGHOUSE 】
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オーダーシーズンです! [フルオーダーの情報]

皆さんいかがお過ごしでしょうか
コロナ、コロナの話題ばかりで気が滅入ってませんか?

DOGHOUSEでは今年も変わらず
秋冬の納品に向けたお客様からのオーダーの問い合わせが増えてきております。

先月こんな時だからと景気づけにとレザージャケットを購入して下さった
お客様がいらっしゃいましたが、みなさんこんな時こそアグレッシブに行きましょう!
DOGHOUSEも皆さんの気持ちに応えてよりいい製品の納品を目指したいと思います。

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最近レザージャケットを購入についての問い合わせが多いので少しお話ししたいと思います。
このブログで何度もお話ししているかもしれませんが
DOGHOUSEのコンセプトは長く愛着して頂けるレザージャケットの提案です。

長く愛着して頂く為にあらゆる方法をとっています
スタイルの選択からレザー、付属品に至るまでお客様のリクエストをお受けしています。
レザーは購入したオーナーが着続ける事によって雰囲気や革の味が増します。

そして購入し、着続ける事によって伴うトラブルの解消
クリーニング、染め直し、縫製修理、全ての準備をして
サポートしております。

一生物のレザージャケットを手に入れたいと思う方
お気に入りのレザージャケットを着続けたいと考える方はDOGHOUSEのお客様です。
是非、DOGHOUSEへご相談ください。


逆にファッションという観念だけで1シーズンだけ着たいと思われる方にはオススメしません
ファッションだけが目的の方は
通販やセレクトショップさん等で購入された方が良いと思います。
それは第一にコスト素材等があげられると思います。
ファッションで選ぶのであれば、
DOGHOUSEで使用するような馬革や牛革、山羊革、エキゾチックレザーは
必要ありませんし高品質な付属品も不要です。

ファッションだけを目的とした場合は
ラム革(羊革)の製品を選ぶことをお勧めします。
理由は
原皮の安さから圧倒的にコストが安く生産できる点と
ソフトで柔らかい素材により特別な縫製技術が不要で海外での生産が可能です。
時流に合わせたフットワークの良い生産ができます。
そして一番の魅力は着易いという事です。
購入したその時点で完璧です。
重要なファクターとして製品の価格も抑えることができるので
お財布にも優しです。

反面ネガティブな点として長く着続ける事が出来ないとお考え下さい。
経年変化を期待して 長く着続けても 革そのものの特性として素材が弱く
革が悪くなるだけで味や雰囲気といえる変化は期待できません。
その点をご注意してご購入ください。


大きく2点に分けて説明しましたがややこしく感じるかもしれませんので
わかりやすく 
長く所有して着続けたいか?
ファッションアイテムの一つとして選びたいか?と考えていいと思います。

しかし長く着続けるためのレザージャケットを作るためにはリスクがあります
丈夫な革そして品質の高い付属、それを使いこなすだけの
パタンナーや縫製職人の技術それぞれの力を必要とするためには
高額な対価を払わなければなりません

20数年間この仕事をしてきましたが
革や素材のクォリティーは残念ながら金額に比例します。

一般的に黒田から見て大体20万以上の対価を払えば
長く着続ける事が可能かと思えるレザージャケットは存在します。
(もちろんブランドネーム等により高くなるケースもあるので、
全ての製品ではないですが)

DOGHOUSE的には20万円以下を目指して生産していますが
毎年値上がりする革の原価などを考えるとなかなか難しくなっております。

逆にそれ以下の価格帯の製品の場合は何かしら理由があると考えてもいいかもしれません
(ここではお話し出来ませんがが、、直接お会いした方にはお話し可能です。)

どちらの目的も正しいと思います。
ただ、
DOGHOUSEの気持ちは 革製品は長く所有して欲しいと考えております。


【 DOGHOUSE 】
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修理(レザーパンツ) [フルオーダーの情報]

今回はレザーパンツ修理のご紹介です。
こちらのレザーパンツは20年程前にフルオーダーでご注文頂いた製品となります。

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ふくらはぎ部分に穴が開きそうなのでレザー補強と股部分の裂けそして
ファスナー交換の3か所です。

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ファスナーはririファスナーから信頼のYKKに交換です
お客様曰く 「見えない場所だからYKKの方が安心かな?」という事でしたが
ごもっともですが、20年近く壊れなければririも なかなかだな!と黒田は思いました。

股下の革切れについては裏から革と布によって見えないように補強していますので
見えないので画像は有りません。

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そしてふくらはぎ部分の擦れ 
ここは綺麗に仕上げる事は可能ですがあえて補強もかねて革パッチにして補強しました
革はわざと違う革を張るのもありですが当時使用した革と同様のストック革で補強しました

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ヤッパリ擦れはバイクのステップが原因のようですね
特に補強した右足は、足をついた時にマフラーにも触れてたようです。

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今回のお客様は高校時代から日常的にバイクに乗り続けている本物のリアルバイカーの方で
年齢は伏せますが、黒田よりだいぶお兄さんです。渋いですね~!

今回はレザーパンツを新規にオーダーしてくださったので
通常では高額になってしまうレザー製品の修理ですが
こちらのレザーパンツの修理代金は全て無料でさせていただきました

次回製作のパンツはキルティング入りという事で冬期が使用目的なので
しばらくは穿けないかもしれませんが

修理したこのレザーパンツは修理したことによってリフレッシュしたので、
まだまだ気持ちよく穿けそうですね!

DOGHOUSEのコンセプトは
長く愛着して頂く為のレザージャケットを提供することにあります。
20年以上たった今はっきりと答えが出ましたね。
DOGHOUSEレザーを購入した方の大多数の方が
オークションなどで転売することなく愛着し続けて頂いてることを嬉しく思います
トラブルがあっても気にしないでください。
DOGHOUSEが一生サポートしていきます。

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一生物の革選び 2 [フルオーダーの情報]

前回の続きです。

お客様が着こんだDOGHOUSEレザージャケットを見て
「こんな風にエイジングしたいけど どんな革のレザージャケットを購入すればいいの?」
という質問を頂く事が多いです。

なので今回は回答したいと思います。

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一番簡単な回答は 
DOGHOUSEレザージャケットを購入してくださいというのが
とても正しくシンプルな回答です。
少なくとも20年近く前にお客様の手に渡ったレザージャケットが
現実にこのようなエイジングになっているので間違いが無いことだと思います。

でもそれだと回答が雑なので
DOGHOUSEの革とにいう事ではなく
一般的な革の特性をベースにご説明したいと思います。
まず、一生着るという条件で革をセレクトすると
牛革 馬革 山羊革 バッファロー革の中から選ぶのがいいかもしれません
そして次に重要なのが鞣しですがクローム鞣しかコンビネーション鞣しの
いずれかの鞣しを施してある革をお選びになればまずは安心だと思います。

さてここで、反対の話をします
選んではいけない革の特徴です。(あくまでも長く着用し続けるという条件です)

鞣しについては渋鞣しの革は馬でも牛でも避けた方が良いと思います。
エイジングについては、味が出やすい鞣しですが比例して革も傷んでいきます。
特に表面処理のされてないヌメ革はやめた方が良いと思います。

革でいうとラム革(羊革) ディアー革 は非常に弱く
革の切り裂き強度はおろか革の銀面も弱く着用してもしなくても
どんどん革は悪くなってしまいます。
ラム革(羊革)では、クローム、渋、コンビ等、異なる鞣しを施していても
同じように長く着用することは難しいと思います。

でもそんなラム革等を使用したレザージャケットも世の中には数多く見ます。
インポートブランドや安売りのレザージャケットに多くみられると思います。
何故?そんな強度の弱い革でレザージャケットを作るのか?

それは縫製が容易だからです。普通の布帛品を縫うように製作できるからです。
(工場によっては布帛用のミシンで縫製している工場もありました。)
そして入手も簡単だからです。そして一番の理由は単価が安い革で縫製工賃も安いからです。
黒田も以前を他ブランドから依頼され
イタリアのラム革をの使用したジャケットを製作したことがあります。
ビックリするくらいの価格で製作出来ました。
DOGHOUSE革の10分の1以下の原価でした
(DOGHOUSEの革が高いというのもありますが(笑))

ちなみにその工場は取引先ブランドを教えてくれました
勿論ここでお話は出来ませんが有名ブランドで定価¥200000くらいの商品でした
原価が変わらないのに 何故?
有名ブランドと安売り革ジャンと同じコストで販売しているのかというと

有名ブランドは広告等の販促代の割合が高く製品コストを1割以下に設定しています。
そして安売りしている製品は大抵の海外の生産工場が直接販売しているケースが多いです。
メーカーや販売方法等それぞれ事情があり
同じ革を使用した製品でも高く売られたり安く売られたりしているんですね
話はそれましたが

長く着ることを目的として前提に考えた場合 
ラム革のレザージャケットは絶対購入すべきではないと思います。
もちろん皆さんの考えるような経年変化も味わうことは出来ません


ではユーザーにとってラム革(羊革)の良いところというのは
柔らかく着易いという事に尽きるでしょう。
ファッション性の高いデザインに向く素材とも思います。
なので一生着るという目的ではなく
ファッション重視で1年サイクルくらいで購入される方にはオススメな素材だと思います。
味を出すつもりで1年着れば革は伸びてきて革の銀面はボソボソになっていることでしょう。
価格帯としては定価5万円未満なら正当な価格かもしれません
ちゃんとした完成品の原価で一般的には1万円未満の原価というのが多いです。
なかには5千円という見積もりを持ってきたビックリな業者もいます。
みなさんんがちょっとお洒落着として購入するなら
5万円未満を基準に購入してみたら如何でしょうか?
原価30%前後なら流通の正しい値段設定だと思います。
(DOGHOUSEの原価は高すぎるので基準にはなりませんが)

15000円で製作して30000円で販売店に卸す 
販売店が45000円でお客様に販売するというのが一般的だと思います。
というわけでメーカーに易しい素材がラム革(羊革)というわけです。
安いレザージャケットは決して悪いことではないですが儲けだけを求めた
ボッタくりの価格のレザージャケットには気を付けて下さいね!

革の件に話を戻しますが
柔らかく着易い素材としての革という点も
馬革でも牛革でも強度を維持しつつ経年変化も楽しめる革を既に完成しているので
長く着用できるレザージャケットをコンセプトとしているDOGHOUSEでは
今後もラム革を使用する予定はないです。

みなさん自分のエイジングの好みや使用目的に合わせ
間違いの無いように購入してくださいね!
今回はお客様からの相談を元に進めさせていただきましたが

実際はもっと細かく鞣し方も分類され
染料の違い等により革の強度やエイジング状況も変わりますので
詳しく知りたい方は直接DOGHOUSEにお問い合わせください。
大きな声では話せない業界の裏話も話しちゃうかもしれません(笑)


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フルオーダー注文と注意点 [フルオーダーの情報]

前回のブログで書いたように
シーズンのせいか? 増税のせいか? 
最近では、ほぼ毎日フルオーダーの問い合わせや注文を頂きます。
本当に嬉しい事ですが
皆さんに満足のいくレザージャケットを手に入れて頂く為にも
少しだけアドバイスをさせていただきたいと思います。

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まず電話やメールで構いませんので事前にお問い合わせをしてください。
勿論 注文する前提でなくても大丈夫です。
質問だけでも構いませんのでお客様の悩みを教えてください。
その時点でお客様にとってどのような方法が良いかベストな提案をいたします。
結果 弊社以外の製品が良いと思われる方にはそのようにお伝えしますし
既製品で十分な方には既製品を提案いたします。

DOGHOUSEでは
長く愛着できるレザージャケットをお客様に提案するのがコンセプトなので
DOGHOUSE製品だけを売りたいというつもりはないので
他のお店さんをご紹介することもあります。

お客様が後悔しないレザージャケット選びをサポートする為には
他社製品を提案してもいいと個人的に黒田は思います。

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そしてDOGHOUSEフルオーダーを希望されるお客様には
DOGHOUSE独自のコンセプトによってオーダーをお受けしています。

まず、DOGHOUSEにはオーダーフォーマットはありません
上記写真のようにをお客様希望のスタイルを布で具現化したトアルというものを製作し
弊社専属のパタンナーによるトアルのフィッティングチェックを致します。
この時にお客様のイメージするスタイルや着心地を製作するとともに
出来上がりのイメージを一緒に共有します。

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(写真の画像は遠方のお客様のリクエストを送るために手作りしたサンプルリストです
お客様の希望に合わせその都度希望に合わせたサンプルを集めお送りしています。)

同時に 革やファスナー、ボタンといった付属品を選択していきます。
この時も制約はございません。
お客様のリクエストによっては 革の鞣しからオリジナルパーツまで
お客様ご希望のすべてを製作いたします。

そして価格ですがフルオーダーについては価格設定がございません
価格もお客様の重要なファクターとなるからです。
勿論高額なパーツを使用すれば高くなるし低価格を希望する場合は
その価格帯に合わせた提案もさせて頂いております。

今までの販売でフルオーダーにもかかわらず6万円で提案したこともございます。

なぜならばDOGHOUSEフルオーダーは
お客様の希望に合わせて製作するからこそ 本当のフルオーダーだと考えるからです。
そしてお客様の希望に合わせることこそが長く愛着していただける
レザージャケットの条件だと考えるからです。


お客様に対するお願いは
DOGHOUSEとコミュニケーションをしっかりとっていただくこと
自分のイメージをDOGHOUSEに伝えより具体的なイメージを一緒に作り上げることです。
この点だけお客様にお願いしたいところです。

よくあるケースは黒田さんに迷惑かけたくないとか、あまり知らないからとか、
お客さんの方が気を使われるケースが多いですが
そんなことは気にせず何でもDOGHOUSEに聞いて
一生 愛着できる一着を手に入れましょう!


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フルオーダーレザージャケットの注文 [フルオーダーの情報]

最近涼しい日が多くなって来たせいか
毎日フルオーダーの問い合わせが来ます。
(増税のせいかな?)

お客様のご注文が多いのは非常にありがたいことですが
スタイルによっては 既にオーダーが受けれない製品もあります。

DOGHOUSEでは製品の出来上がりに影響が出るような大量生産は行っていないため
お客様からのせっかくのご依頼でも製品クォリティーを落とす原因になるのであれば
ご注文をお断りいたします。

勿論、既にオーダー頂いているお客様に迷惑をおかけすることは絶対出来ません

先ほど申し上げたように
既にオーダーを受けれない製品もあります。
ご検討中のお客様はお早目のお問い合わせをお願いしています。

DOGHOUSEはリピーターのお客様が大変多いです
フルオーダーを注文される方の殆どの理由は既製品に自分のサイズが無いことです
DOGHOUSEで一度作ってみてレザージャケットの魅力にはまり
気に入ったレザージャケットの素材違いや色違いでの再オーダーされる方が多いです
この時期注文が増える原因の一つですかね?

あと、増税がきっかけのお客様も正解です。
レザージャケットほどコストパフォーマンスが高い服はないですよね。
着ていくほど良くなる服はレザージャケットしかないです。

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(このジャケットは20年近く前の購入して頂いたお客様のDOGHOUSE製品です。)


最近通販も多いです。

ご来店頂けるお客様には
店舗にある沢山のサンプルや資料の中から
選んで頂いてレザージャケットを製作していくのですが、

通販のお客様の場合にはリクエストに合わせた
サンプルリストを手作りしてお送りしています

でも今後はご希望の多い革や付属だけを集めた
定番専用のサンプルリストを業者に頼んで
作って貰おうかな?

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【 DOGHOUSE 】
住所        渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX   03-5468-9354
メール       doghouse@qf7.so-net.ne.jp
最近facebookとインスタグラムも始めましたので興味のある方は見に来てくださいね!
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フルオーダーレザージャケット(付属の種類) [フルオーダーの情報]

フルオーダーのスタイルやサイズが決まり
使用する革が決まったら

次はボタンや付属金具の選択です。
ここで手を抜いてしまうとせっかく時間を掛け考え抜いた
スタイルや素材である革の存在まで台無しにしてしまいます。

黒田的には、付属こそ拘って頂きたいポイントだと思います。

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DOGHOUSEとしての定番ファスナーはririファスナーを提案させて頂いています。
理由としてはアンティックで美しい見た目とシンプルな仕上がり
必要十分な強度を有していると判断しているからです。
そしてビンテージ好きなお客様にはTALONやCROWN、COAT CLARK などのビンテージ
タイプのファスナーもご用意しております。
しかしこちらに関してはデッドストックの物を使用しているので
間違いなくトラブルが発生すると思っていただいた方がよろしいかと思います。
(その点を十分にご理解いただいた方にご利用いただきたいと思います)

勿論、間違いなく堅実な製品なのはYKKだと思います。


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テーラードジャケットやコートにはボタンも必要になります。
DOGHOUSEでは水牛のホーンボタンを定番としていますが
ナットボタン等も使用するたびに変化もあり
とても魅力的なので黒田的には今一番好きなボタンの素材です。
オリジナルとしてシルバーのDOGHOUSEボタンも製作しております。


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ドットボタンもブラス製やニッケルメッキ ダール加工などを施したものがあり
なかには金メッキやシルバーメッキされたものがあります。

こちらは使用するファスナーなどと合わせて選択するのがいいと思います。
DOGHOUSEではririファスナーの24Kメッキや925SILVERメッキ等もご用意しているので
同様のメッキを施したドットボタンの値段もさほど高くないので
ファスナーの仕上げに合わせてお選びになった方がいいと思います。


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フルオーダーでレザージャケットを作り上げるという事とは
一つ一つの小さい判断と選択の繰り返しのようなものです。

皆さん世界で一つの自分のレザージャケットを手に入れたいのであれば
大きなイメージだけではなく細部にもこだわってみたら如何でしょうか?

勿論、バランスという点も必要になってきます。
見た目以外にもバランスが悪いと強度にも影響をきたしてしまいます
その点は20年以上お客様のレザージャケットを作り続けている
DOGHOUSEに聞いていただければベストなマッチングをご案内します。




【 DOGHOUSE 】
住所        渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX   03-5468-9354
メール       doghouse@qf7.so-net.ne.jp
WEBショップ   http://www.dog-house.jp  お休み中です

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https://www.instagram.com/doghouse.kuroda/

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