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一生物の革選び 3 [レザーテーラードジャケット]

続きです。

一生物の革選び 1. 2 と書いてきて
お客様から直接質問などがあったので続けて一生物の革選び 3として
続きを書いていきたいと思います。

その前にとてもいい感じに着こなして頂けてるお客様がいらしたのでご紹介します。

IMG_7880 (2).JPG

今回ご紹介するお客様は前回ご紹介した荒木さんと同じように20年近く前からの常連さんです。
ちょうど20年近く前に購入して頂いたテーラードジャケットを着てきてくださったので
写真を撮らせていただきました。
荒木さんとはまた違った渋い着こなしで
革の表情も心なしかドレッシーな皺が刻まれてるように感じるのは自分だけでしょうか?

手に入れたたオーナーそれぞれの人生を反映するものが
レザージャケットなんだと思わせる雰囲気を醸し出しています。

IMG_7881 (2).JPG

そして前回のブログ内容を受けてのお客様からのお話です。
「じゃぁ自分の買ったラム革のレザージャケットはメーカーの人に騙されてしまったのか?」
という内容でしたが

違います。
メーカーそれぞれコンセプトや経営方針が異なり
①例えば原価を限りなく安くして利益追求型のメーカー、
②なるべく安く数多く生産して薄利多売を目指すメーカー
③売り上げの大半を広告などのイメージ作りの予算と考えるメーカー
④店舗内装等にコストをかけブランドの空間づくりに重きを置くメーカー
⑤製品にだけコストを掛け一切の広告費、店舗内装、人件費などに経費を掛けないメーカー

と、こんな感じで書きましたがブランドコンセプトと経営方針は多岐にわたります。
そして犯罪に関わることが無い限り様々なメーカーのコンセプトや経営方針は
正しいと黒田は思います。

そして判断し選択するのはお客様なのです。
安く買いたい、セレブ感を味わいたい、流行り廃り無く長く着れる服が良い
お客様それぞれの気持ちするを満たす為にお客様自身が判断するのです。

なので、前回の話は他メーカーを否定する内容ではありません

むしろ否定すべきは広告関連の会社や販売店の方かもしれません
正しい情報を乗せることができない雑誌や広告会社
正しい知識が無く売ることだけを会社から要求されている知識のない販売員
そのことの方が問題です。

以上のことを黒田は実際に体験しています。

お客様に伝えたいのは
自分の気持ちを販売員に伝えた時に真摯に話を聞いてくれ 回答できる
お店や販売員と長くお付き合いすることをお勧めします。

DOGHOUSEは
【長く愛着できるレザージャケットをお客様に提供しギャランティーする】
という事がコンセプトです。

そのコンセプトが自分に合うと思えるお客様は是非ご来店してみたくださいね。



ちなみに最初にお話したお客様の件は
ラム革のお某人気メーカーのwライダースでした。柔らかくて着易いのが魅力だったらしいですが
長く着続ける事が出来ない事がご本人のコンセプトと合っていないと分かり
手放すことにしたそうです。
柔らかくても丈夫な革は出来ますので、黒田もその方が良いとお話ししました。
今、人気がある内に必要としてる他の方に高値の内にお譲りした方が良いと思います。
お客様にとっては、20万円近くと高い勉強代となりましたが
着ない服を持ち続けるよりは英断かなと。

【 DOGHOUSE 】
住所        渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX   03-5468-9354
メール       doghouse@qf7.so-net.ne.jp
最近facebookとインスタグラムも始めましたので興味のある方は見に来てくださいね!



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