ついに入荷しました。　ＢＬＡＣＫレザーテーラード：ＤＯＧＨＯＵＳＥ　黒田　のﾌﾞﾛｸﾞです。：SSブログ

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ついに入荷しました。　ＢＬＡＣＫレザーテーラード　[レザーテーラードジャケット] [編集]

１年越しですよ！　このジャケット

長々と時間を掛けてしまいましたが　ついに出来上がってきました。

ブラックホースレザー　テーラードジャケット

感想は一言　「綺麗です。」
キズが多いとされる馬革を使用しながらも
可能な限り革のコンディションが良く
キズの無いスムースな部分の革のみを
贅沢に使用して製作したテーラードジャケットです。

相変わらず写真が下手くそな黒田の技術では
この革の質感を表現する事は出来ないかもしれませんが
イメージの基準にして頂ければと思います。

「黒田さんの写真は製品の良さをスポイルさせるね。」とは　
お客様から頂く　いつものお声ですが

このテーラードは写真より実物の方が数倍イイです。

008 (2).JPG

いつもの襟の写真ですが
やはり口から出る言葉は「綺麗」の一言です。

全体の写真を見ても皺や傷等は
目立つところには御座いません

今回こういったレザージャケットを作ってみたのは
DOGHOUSEテーラードをお持ちの
ユーザーの方に向けての気持ちが強いです。

皆さんが持たれるDOGHOUSEのテーラードのイメージは
固く丈夫でしっかりした革のイメージが強いと思います。
実際そのようなレザージャケットを製作してきました。

お渡ししながらも少し引っかかる気持ちが黒田にはありました。

テーラードジャケットには綺麗なドレスの要素と色気が必要だと思います。

革のハードさ　ばかりが目立つことはファッションとしての
バランスも良く無いような気がしました。

「しなやかな革だけど丈夫　着込んで行けば味も出てくる！」
そんな革を製作してみたくなったのが切欠です。

005 (2).JPG

そしてスムースな革というのも一つのキーワード
始めて購入するレザージャケットに良くあるリクエストとして
　
スムースな革を求められる方が多いように感じます。
でもお話を聞いてみると
塗料がベッタリついた人工的な仕上げの革が希望だったりします。

そんな革で製作したレザージャケットは
もちろん着用して行っても変化しませんし　味なんか出ません
でも販売店からしたらいいお客様です。
（塗料を塗って簡単に　つるつるです！）
事実大量販売店のレザー製品は　こういった革が多いのも事実です。
厚く塗った塗料の下の革には傷が沢山隠れています。

一生懸命その事をお伝えしても　初めての方は
そんな革に満足してしまう方が多いのも悲しい事実です。

今回の革も皺は入りにくいです。
何故なら皺の少ない部分で製作しています。
（皺の無い革には皺は入りません）
もちろん着用皺は付きますが刻み込まれたような皺は付きません

ですが　
この革は厚塗りはせず原皮の表情を生かし
染料で仕上げました

新品の時は若干黒が薄く感じるかもしれませんが
着込むごとに深い色合いになっていきます。
黒い革ですが変化して行きます。
その変化は皆さんが手にして味わって下さい。

今回もかなりリスクが多かったので　今後生産出来ないかもしれません

黒田としては
DOGHOUSEのブラックテーラードジャケットを
既にお持ちの方にこそ　おススメしたいです！

今までのDOGHOUSEレザーとは全く異なります。

着用してから本当の答えが分かると思います。
今までの存在感に色気がプラスされたテーラードです。

新　旧　２着を着比べる事によって
お互いの良さを再確認出来る事でしょう

始めて購入を検討される方には説明が必要だと思いますので
お気軽にご相談ください。