BLACKレザー テーラードジャケット [レザーテーラードジャケット]
以前にもBLACKレザーの事をブログに書いたことがありますが
今回はその後の報告をしようと思います。
テーラードジャケットの適した革を製作しているのですが
これがまた大変です。
今までのDOGHOUSEテーラードジャケットには、
ハードでヘビーな印象を持たれる方が多かったです。
もちろん 革という素材を楽しむのには最適な革だったと思います。
今回 企画の革は
テーラードジャケットにフォーカスをあて テーラードジャケット向きの革を製作していました。
やはりライディングジャケットとは異なるコンセプトでの製作が必要です。
テーラードの求められる革の要素として下記に述べたいと思います。
① ドレッシーな印象 (皺を控えめにし傷の少ない綺麗な表情の革)
② ドレープ感の出るしなやかさ (ハリを抑え肌に吸い付くような革質)
③ 程よい黒さ (ギラギラした光沢やマット過ぎない透明感のある黒色)
①と②番は何とかクリアー出来ましたが③がなかなか難しいです。
透明感のある仕上がりには染料仕上げが適していますが
黒さの濃さはどうしても薄くなってしまいます。(グレーやNAVY系の黒色)
そして顔料やラッカーを多くしてしまうと濃い黒にはなりますが
革がプラスティック的な質感になってしまいます。
そして何とかイメージに近い物が出来ましたのでご紹介いたします。
スペック的には
牛革 スムース仕上げ
(馬革と比較して生産していましたが、今回は革のクォリティやスムースな仕上がりを
優先しましたので今回は牛革で製作しました。)
コンビネーションタンニング
(しなやかで質感のある仕上がりを目指しました。絶妙な仕上がりだと思います。)
染料仕上げ&チョットだけピグメント
(やはりしっとりとした革の質感や透明度のある黒色はこの仕上げでしか出来ません
色の濃さを調節する為に若干顔料をのせております。)
《実際は写真より全体的にもっと濃い色です。》
写真 左側上段から
染料 (NAVYに見えます。)
染料濃いめ 染料のみ スムース仕上げ
染料濃いめ&顔料少々 ナチュラル仕上げ
右側の革 今回の製品となります。
染料濃いめ&顔料少々 スムース仕上げ
(スムースで透明感のある濃い黒革です)
今回のBLACKジャケットには、なかなか時間を掛けてしまいましたが
イイものが出来そうです。
出来上がりのコンセプトとしては
程よい厚さがあり 体に吸い付くような着心地
動きに邪魔にならないドレープ感のあるとても良いジャケットのなりそうです。
もう既に ご予約を頂いているお客様には
大変申し訳ございませんがもう少々お待ちください。
最高のテーラードジャケットをお渡しする事が出来そうです。
だいぶ肌寒くなってしまった
この時期まで革の製作をしていて申し訳ございませんが
DOGHOUSEのコンセプトとして
中途半端な製品をお渡しするわけにはいきませんので
ご理解ご協力お願い致します。
これからテーラードジャケットの
ご予約をお考えのお客様 革サンプルが届いておりますので
店頭にてご覧いただけますと幸いです。
その他 DOGHOUSE既存の馬革 又はヘビーな革を使用したテーラードジャケットを
ご希望のお客様は通常どうりにご注文をお受けしておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。
BLACKレザーの迷宮に迷い込んでしまっていた黒田からの近況報告です。
【 DOGHOUSE 】
住所 渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX 03-5468-9354
メール doghouse@qf7.so-net.ne.jp
WEBショップ http://www.dog-house.jp/
今回はその後の報告をしようと思います。
テーラードジャケットの適した革を製作しているのですが
これがまた大変です。
今までのDOGHOUSEテーラードジャケットには、
ハードでヘビーな印象を持たれる方が多かったです。
もちろん 革という素材を楽しむのには最適な革だったと思います。
今回 企画の革は
テーラードジャケットにフォーカスをあて テーラードジャケット向きの革を製作していました。
やはりライディングジャケットとは異なるコンセプトでの製作が必要です。
テーラードの求められる革の要素として下記に述べたいと思います。
① ドレッシーな印象 (皺を控えめにし傷の少ない綺麗な表情の革)
② ドレープ感の出るしなやかさ (ハリを抑え肌に吸い付くような革質)
③ 程よい黒さ (ギラギラした光沢やマット過ぎない透明感のある黒色)
①と②番は何とかクリアー出来ましたが③がなかなか難しいです。
透明感のある仕上がりには染料仕上げが適していますが
黒さの濃さはどうしても薄くなってしまいます。(グレーやNAVY系の黒色)
そして顔料やラッカーを多くしてしまうと濃い黒にはなりますが
革がプラスティック的な質感になってしまいます。
そして何とかイメージに近い物が出来ましたのでご紹介いたします。
スペック的には
牛革 スムース仕上げ
(馬革と比較して生産していましたが、今回は革のクォリティやスムースな仕上がりを
優先しましたので今回は牛革で製作しました。)
コンビネーションタンニング
(しなやかで質感のある仕上がりを目指しました。絶妙な仕上がりだと思います。)
染料仕上げ&チョットだけピグメント
(やはりしっとりとした革の質感や透明度のある黒色はこの仕上げでしか出来ません
色の濃さを調節する為に若干顔料をのせております。)
《実際は写真より全体的にもっと濃い色です。》
写真 左側上段から
染料 (NAVYに見えます。)
染料濃いめ 染料のみ スムース仕上げ
染料濃いめ&顔料少々 ナチュラル仕上げ
右側の革 今回の製品となります。
染料濃いめ&顔料少々 スムース仕上げ
(スムースで透明感のある濃い黒革です)
今回のBLACKジャケットには、なかなか時間を掛けてしまいましたが
イイものが出来そうです。
出来上がりのコンセプトとしては
程よい厚さがあり 体に吸い付くような着心地
動きに邪魔にならないドレープ感のあるとても良いジャケットのなりそうです。
もう既に ご予約を頂いているお客様には
大変申し訳ございませんがもう少々お待ちください。
最高のテーラードジャケットをお渡しする事が出来そうです。
だいぶ肌寒くなってしまった
この時期まで革の製作をしていて申し訳ございませんが
DOGHOUSEのコンセプトとして
中途半端な製品をお渡しするわけにはいきませんので
ご理解ご協力お願い致します。
これからテーラードジャケットの
ご予約をお考えのお客様 革サンプルが届いておりますので
店頭にてご覧いただけますと幸いです。
その他 DOGHOUSE既存の馬革 又はヘビーな革を使用したテーラードジャケットを
ご希望のお客様は通常どうりにご注文をお受けしておりますのでご遠慮なくお問い合わせください。
BLACKレザーの迷宮に迷い込んでしまっていた黒田からの近況報告です。
【 DOGHOUSE 】
住所 渋谷区 東 1-25-4
TEL&FAX 03-5468-9354
メール doghouse@qf7.so-net.ne.jp
WEBショップ http://www.dog-house.jp/
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