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そろそろ! [黒田のひとり言]

先日、レザージャケツトの修理依頼があったので

参考までにアップしたいと思います。

製品は、DOGHOUSE製品ではないんですけど ( エアロレザー )

H22. 3. 1 092.jpg


非常に良いお付き合いさせていただいているお店さんからの紹介です。

お客様より予算等の制約が御座いましたので

「制約の範囲内で、可能な限り頑張ります。」 ということで 

修理をお受けさせていただきました。

内容は左の袖下に穴が開いてしまったようです。

他の部分も革のコンディションの状態はあまり良くなかったので

多分、寿命もあるのかなと思います。

( 革がボロボロになり朽ちていく )

ベジタブルタンニング(渋ナメシ)の革に多い状態です。

渋なめしの革は、汚れの状態や革の油分等の加減でカビなども発生しやすく

メンテナンスの如何によって、革のコンディションを悪くしやすいです。


メンテナンスの事は、改めて話すとして


愛着を持って着用したジャケットは直してやりたいですよね!


H22. 3. 7 001.jpg

こんな感じで思いっきり穴が開いてしまっています。

引っ掛けてあけた穴というより長年の経年変化により

革がボソボソになり朽ちてきたという感じでした。

もし仮に引っ掛けてあけて穴だとしても革が耐えられない状態だったんでしょう。

H22. 3. 1 085.jpg

本来、革のコンディションがよければ革を裏から当てるだけで済む内容ですが、

今回はパーツ交換をします。

通常は、同様の革を製作 加工し見た目の差やコンディションの差等も合わせて交換するのですが

今回、予算の上限もあるという事なので、DOGHOUSEにストックしてある革の中から

同じナメシの革と思われる革を少し加工して交換しました。

コピー ~ H22. 3. 1 085.jpg

 マー 同じくらいの色合いとコンディションになったかな~ と思います。

このジャケットは、 「いたわりながら着てくださいね!」 というのがアドバイスです。

( 直した場所は問題ないけど 他の革のコンディションが心配です。 )


DOGHOUSE製品を購入したお客様の修理も最近増えだしましたが

 「 リリースしてから10年以上たちますもんね! 」

DOGHOUSEでは、昔のパーツもストックしていますので、

新たにリフレッシュして着続けてくださいね!

これからは、時期的にも修理のレスポンスも良くなる思います。


あと今年DOGHOUSEで、レザージャケットのオーダーをしようとお考えのお客様は、

今の時期にオーダーを入れていただけると宜しいかと思います。

夏になると段々納期に怪しい影が出ますので

今年の秋冬にレザージャケットを着たい方は、ご相談下さい!







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